March 26, 2010 Saitama University
..................
March 27, 2010 Printing Museum, Tokyo

画像をクリックすると拡大表示します(PDF)。
PDFファイルをご覧になるためにはAdobe Readerが必要です。


東京セッションのプログラム(印刷用)を公開しました。
こちらのPDFをご覧ください。
(2010.3.25)

埼玉セッションのプログラム(印刷用)を公開しました。
こちらのPDFをご覧ください。
(2010.3.20)

企画者からのご挨拶

 編集文献学というのは、まだ日本ではほとんど知られていない分野です。しかし、デジタル化、グローバル化が進むなか、おそらく、その議論は次第に重要になってくるでしょう。なぜなら、それは、共同体が共同体であるための、<解釈>の基盤をどう作るのか、という根底的な問題に関わっているからです。

 拙訳書『グーテンベルクからグーグルへ』のあとがきにも書いたように、私自身、この分野を勉強しながら、さまざまな矛盾に苦しんでいます。また、途方もない難しさも感じています。正直、逃げたい気持ちはいっぱいですが、しかし、同時に、やはり一歩踏み出さなければという気持ちもあります。今回の会議は、そのささやかな一歩として企画しました。

 本会議サイトを英語をメインで作り、発表も英語のものばかりとしたことについて、簡単にご説明させていただきます。今回の会議では、とにかく、海外での編集文献学の状況を、日本のみなさんに知っていただくことをメインに考えました。つまり、コンセプトは、「日本に居ながらにして、海外での雰囲気そのままに、先端的議論に触れられる会」としたのです。本心をいえば、もっと日本からの発信も組み込みたかった気持ちはあります。しかし、悩んだ末に、時期尚早と諦めました。というのも、日本では、まだこの分野に関する議論の土台が共有できておらず、その状態であちらとこちらのコミュニケーションを成立させようとしても、むしろ溝を浮き彫りにするか、それぞれの話を空中分解させてしまうと懸念したからです。 

 今回、幸いなことに、欧米各地から、当分野の多くの研究者の方々が、彼らの議論を、日本で展開させるために、集まってくださることになりました。遠路はるばるお越しくださる方々に深く感謝するとともに、日本に仲間を見つけたいという彼らの心意気に報いたいと思います。たしかに、今回は<彼ら>の議論です。しかし、それをいつか、<私たち>の議論とするために、まずは、耳を傾け、学ぶことから、始めようと思います。

 会議当日は、できるかぎり、日本語をメインに進行し、時間と労力の許すかぎり日本語のサポートをしていくつもりです。26日は、スケジュールの都合上、発表は英語のみとなりますが、質疑応答やその他の進行には逐次通訳が付きます。27日は、講演、ディスカッションすべて同時通訳されます。

 いかんせん、かぎられた予算とスタッフでの、初めての国際会議の運営です。運営母体となる学会も、特別な団体もありません。事務局は、埼玉大学の学生たち、またさいたま市の地域の方々が中心の、こじんまりとしたローカルな集団です。おそらく、いらっしゃってくださった方々は、国際会議という看板とは正反対の、手作り感いっぱいのアットホームな雰囲気に驚いてくださるでしょう。ぜひ、気楽な気持ちでお越しいただければ、と思います。

 みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

明星聖子


事務局からのお知らせ

  • 3月26日(金)19時より、浦和ロイヤルパインズホテル21F「21バンケットホール」で懇親会をおこないます。http://www.royalpines.co.jp/urawa/access/
  • 懇親会費は7000円です。懇親会のみの参加も歓迎します。
    準備の都合上、参加ご希望の方は、3月14日(日)までにお申し込みください。
    3月22日(月)まで期限を延長しました。ふるってご参加ください)

  • 3月26日(金)の会議には逐次通訳、27日(土)の会議には同時通訳が付きます。
  • 会議参加には事前登録が必要です。会議参加費は無料です。どちらか一日のみの参加も可能です。
  • 事前登録には参加登録フォームをご利用下さい。(なお,登録完了次第,申し込み確認の自動メールが返信されます。確認メールが届かない場合は,お手数ですが再度ご登録 ,あるいは下記事務局宛てにご連絡ください。)
  • お問い合わせ先:
    埼玉大学教養学部 明星聖子研究室内 textjapan事務局 Email: textjapan@gmail.com


主催
埼玉大学 教養学部・文化科学研究科
埼玉大学 国際交流センター