



| 「japan うるわし ―漆がひらく わたしたちの暮らし―」 期間:2007年4月28日(土)〜5月20日(日) 9:00〜16:30 休館日:月曜日 (ただし4月30日は開館、5月1・2・8・9・10日は休館) 場所:さいたま市立博物館 特別展示室 入館料:無料 主催:埼玉大学文化科学研究科 共催:さいたま市立博物館 |
日本の漆の歴史は、さかのぼること9,000年前といわれます。接着や堅固さといった特質を活かした製品が作られ、漆器独特の艶やかさを活かして工芸としての技法が磨かれてきました。
修理することで半永久的に使い続けることができるという「リユース」、有機溶剤を使用せず有害な物質を揮発させない「安全性」、漆が固まる過程において熱などの外力を必要としない「省エネ」、漆器を手にしたときの有機的な「あたたかみ」といった漆の特徴は、食の安全、シックハウス、環境ホルモンなどの数々の現代の諸問題を解決する上でのキーワードともいえるものです。
しかし、漆を使用したものは繊細で扱いにくく、値段も張るという印象も強いのではないでしょうか。
そういった欠点も許容しながらそれ以上に特性をいかしていこうという人、欠点を改善することでより漆を身近な存在にしようとする人、様々に挑戦するうごきがあります。
古代より変わらない特性とあわせて、現代のそして将来の社会を支える大きな特質を有し、これからも使い続けられる漆の価値を紹介します。
なお、この企画展名は、「漆」の英語表記が「japan」であることから名づけました。