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コンセプト 英語圏の標準的なテキストを講読しつつ、社会心理学の新しい知識を学ぶ。焦点は対人的過程の研究である。 ある研究分野を大学で学ぶときに最も重要なのは、その分野で確立された知識を過不足なく得ることである。大学生(undergraduate students)が大学で身に付けるべき知識は国際的にある程度標準化され、頻繁に更新されている。国際標準となった内容を最もよく代表するのが英語圏で出版されるいくつかのテキストである。この授業ではそうした社会心理学のテキストの1つを講読しつつ、普通の社会心理学を学んで行く。 |
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何時、何処で 2001年 後期 水曜 7・8時限(14:20-15:50) 301演習室(教養学部棟) |
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コンテンツ 次の本の後半部の対人的過程を扱う個所を講読しつつ、社会心理学を学ぶ。 Baron, R.A. & Byrne, D. (1999) Social Psychology (9th edition). Boston: Allyn & Bacon. 後半部の次の章を対象にする。 7章:対人魅力:接触、好意、親密化 8章:親密な関係:家族、友人、恋人、配偶者 9章:社会的影響:他者の行動を変える 10章:向社会的行動:人を助ける (11章:攻撃:その性質、原因、制御) 12章:集団と個人:所属の帰結 13章:応用:法制、医療、組織への適用 授業で読む上記のテキストの英文は比較的読みやすい。1つの章を2〜3回の授業で読み終わるようにしたい。出席者は全員、当日のテキスト部分を事前に読んで来ることを前提とする。 |
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ポリシー 「講読−討論」形式の演習にする。受講者は指定した文献を読んで授業に臨む。成績は平常点(50%)、期末レポートの評価(50%)による。 1.平常点の評価方式:1回の授業につき次のポイントを加算して行く。 3ポイント − 授業で報告するか、3回以上発言する。 2ポイント − 授業で2回発言する。 1ポイント − 授業で1回発言する。 0ポイント − 欠席 −1ポイント − 授業に出席するも発言しない。 ・出席・参加の各受講者の点数は、50点 × 獲得ポイント総数/(授業回数×2) とする。 ・授業開始までにメール等で高木に質問した場合はその授業での質問とみなす。 2.期末レポートの評価方式 ・レポートの課題、評価方法は授業の進行を見て判断する。 ・授業の状況によっては期末レポートを毎回の小テストに換える。 予習に時間をかけることが受講の前提である。英語の本を読むのは大変だと思うが、授業で読んでいれば読めるようになるだろう。 |
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教材 Baron, R.A. & Byrne, D. (1999) Social Psychology (9th edition). Boston: Allyn & Bacon. International Edition が生協書籍部に並ぶように手配してある(2001年4月)。\5,350(税抜き)の予定。 |
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