概略:社会心理学T
(院・前期)

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コンセプト
【授業科目名】 社会心理学T(Social Psychology 1)
【講義題目】 社会科学のための統計学(Statistics for social scientists)
【テーマ・副題等】初歩と応用(Elementary and Applied Methods)
何時、何処で
 2003年 前期 水曜 9・10時限(16:00-17:30)
 教養学部棟 305番(3階、高木の実験室)
コンテンツ
 社会科学や行動科学でよく使う統計手法を講義と実習を通じて学びます。ただし計量経済学は範囲外です。
 第1にテキストを通じて理論を学習します。次の事項を扱う予定です。
・標本調査法
・テスト理論
・相関分析・回帰分析
・対数線形モデル
・因子分析
・データの空間的表現(MDS、クラスタ分析)
 第2に、実際のデータを用いて分析を実習します。商業ルートないしインターネット経由で入手可能なデータを用いて、一応の分析結果を出せるところまでを学習する予定です。
ポリシー
 統計の勉強の正攻法は、まず理論を学び、ついで学んだ手法を実際のデータで試すことです。しかしこの正攻法の授業について来られる学生は非常に少ない。この授業では別のやり方をします。まず実際のデータを眺め、そのデータをどのように扱うべきか、どのように扱えるか、を考えるところからはじめてみます。実際のデータを扱いながら理論を学ぶようにします。
  成績は出席・作業(50%)、期末レポート(50%)です。
教材
テキストは次を予定します。
 東京大学教養学部統計学教室(編) (1994) 『人文・社会科学の統計学』、東京大学出版会
その他、必要に応じて文献を教官が指示します。