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社会心理学
演習T:概要

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コンセプト
副題:対人的場面における心理過程
 ある研究分野を大学で学ぶときに最も重要なのは、その分野で確立された知識を過不足なく得ることです。大学生(undergraduate students)が大学で身に付けるべき知識は国際的にある程度標準化され、頻繁に更新されています。国際標準となった内容を最もよく代表するのが英語圏で出版されるいくつかのテキストです。
 この授業では英語圏の標準的なテキストを講読しつつ、社会心理学の新しい知識を学びます。次の教育効果を目指します。
 ・新しい、国際標準的な社会心理学の知識を身に付ける
 ・特に対人的場面における内的な心理過程に詳しくなる
 ・専門の英語力を養う
 ・文書、レポートのまとめ方を学ぶ
 ・卒業論文の作成に向けて準備する
何時、何処で
 2003年 前期 水曜 7・8時限(14:20-15:50) 4月16日(水曜)から
 教室は分かり次第記載します(昨年は301演習室(教養学部棟)でした)
コンテンツ
 次の本の前半部、対人的場面における心理過程に関する個所を講読することを通して社会心理学を学びます。

  Baron, R.A. & Byrne, D. (2002) Social Psychology (10th edition). Boston: Allyn & Bacon. 

 授業では次の章を扱います。
1章.社会心理学のフィールド
2章.社会的知覚:他者を理解する
3章.社会的認知:Social World を認識する
4章.態度:Social World を評価する
5章.社会的アイデンティティ:自己とジェンダー
6章.偏見:その原因、効果、改善
 各章について授業を2回ほど充てます。
ポリシー
1.「講読−討論」形式の演習です。受講者は指定したテキストの章を読んで授業に臨むことが前提です。
2.毎回、その日のテキストの範囲に関する小テスト(Quiz)を行います。
3.受講者はテキストの範囲の中からテーマを選び、期末レポートにまとめて提出することを求めます。授業期間中に下調べをする必要があります。
3.授業の冒頭では小テスト(Quiz)を行う。
4.次の方法で点数を合計し、成績をつけます。
 (1) 授業中に行う小テスト(Quiz):70%(出席点を含む。)
 (2) 期末レポート:30%
なお、期末レポートの評価のポイントは以下です。
 @既存研究の把握の正確さ A独創性 B議論の論理性 C文書の構成
教材
次をテキストとします。
 Baron, R.A. & Byrne, D. (2002) Social Psychology (10th edition). Boston: Allyn & Bacon.
昨年度の演習のテキストと同じです。新たにテキストを購入したい者は高木に連絡してください。

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