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社会心理学演習U:概要
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コンセプト
副題:対人関係の社会心理学
 社会心理学のテキストを読みながら次の教育効果を目指します。
・新しい、国際標準的な社会心理学の知識を身に付ける
・特に対人的場面における内的な心理過程、集団過程に詳しくなる
・専門の英語力を養う
・文書、レポートのまとめ方を学ぶ
・卒業論文の作成に向けて準備する
何時、何処で
 2003年 後期 水曜 7・8時限(14:20-15:50)
 教室は分かり次第ここに書きます:昨年度は301演習室(教養学部棟)
コンテンツ
 次の本(テキスト)の中間部分、対人行動に関する個所を講読することを通して、社会心理学を学びます。
  Baron, R.A. & Byrne, D. (2002) Social Psychology (10th edition). Boston: Allyn & Bacon.
 ある研究分野を大学で学ぶときに最も重要なのは、その分野で確立された知識を過不足なく得ることです。大学生(undergraduate students)が大学で身に付けるべき知識は国際的にある程度標準化され、頻繁に更新されています。国際標準となった内容を最もよく代表するのが英語圏で出版されるいくつかのテキストです。この授業ではそうした社会心理学のテキストの1つを講読しつつ主要な知見を学んで行きます。
 授業では次の章を読みます。
  7章.対人魅力:会って好きになる
  8章.親密な関係:家族、友人、恋人、配偶者
  9章.社会的影響:他者の行動を変化させる
 10章.向社会的行動:他者を助ける
 11章.攻撃行動:その性質、原因、制御
 各章について授業を2回ほど充てます。
ポリシー
出席者は全員、当日のテキスト部分を事前に読んで来ることを前提とします。毎回、テキスト部分に関する小テスト(Quiz)を行ないます。授業期間中に出席者は自分の関心に従って文献調査を行い、期末レポートに仕上げる。
【成績評価の方法】
 次の方法で点数を合計し、成績をつけます。
1.授業中に行う小テスト(Quiz):70%(出席点を含む)
2.期末レポート:30%
 なお、期末レポートの評価のポイントは次のごとくです:@既存研究の把握の正確さ、A独創性、B議論の論理性、C文書の構成
教材
【テキスト】
  Baron, R.A. & Byrne, D. (2002) Social Psychology (10th edition). Boston: Allyn & Bacon.
 前期の授業(社会心理学演習T)と同じテキストを使います。新たに受講を希望する者は高木まで連絡してください。テキストの入手方法を協議します。