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統計解析T:予定と連絡 問合せ メール Up

行事日程や授業進度の都合で予定は変更されることがあります。頻繁に予定を確認しておいて下さい。

予定 実際
10月 4日 ガイダンス 授業のガイダンスを行って解散
・授業のテキスト(『やさしい統計学』)は生協に私が問い合わせ、人数分入手可能であれば入荷するようにしてもらいます。入手可能でない場合は来週授業中にお知らせします。
・来週は、皆さんは特に準備は必要ありません。
10月11日 休日
10月18日 ・統計の基礎概念
・平均値の検定
・データをいじってみる
統計の基礎概念を説明して終わる。
【テキスト】次の本をテキストにすることにします。生協に入っているはずなので、各自で購入しておいてください。
田畑吉雄 ()2004 『新訂 やさしい統計学』、現代数学社 \1,800(+税)
10月25日 SPSSの導入
基礎統計量を計算してみる
質問紙データ(ファイル名 qdata2004.sav) を用い、SPSSでQ7の18項目および「対人スキル」尺度値の基礎統計量をとってみる。
【次回までの宿題】
Q7の18項目、および対人スキルのヒストグラム(棒グラフ)のそれぞれに、対応する平均値、標準偏差、歪度、尖度の数値を書き、レポートとして次回に提出せよ。
【注意】次回休みのようですので、次の点をお願いします。
・今回のレポートは11月8日提出となります。
・テキストを購入してできるだけ読んでおいてください。特に1、2、7章です。
11月 1日 気づかなかったのですが、この日はむつめ祭で休みのようです。 休みだった。
11月 8日 平均値の信頼区間、および平均値の条件間比較(t検定、F検定) 質問紙データを用い、SPSSで平均値の信頼区間、男女間の平均値の差のt検定、男女間の差のF検定を試す。
【次回までの宿題】
(1)対人スキル、攻撃・全体の値の95%の信頼区間を男女別に求めよ。
(2)対人スキル、攻撃・全体の男女間の平均値の差を、t検定、およびF検定を用いて検定し、その結果をまとめよ。
11月15日 同上
提出されたレポートを見ながら前回の課題に関する統計上の知識を解説します。
前回のレポートの範囲(t検定、F検定)について解説する。
【次回提出の宿題】
テクスト(『やさしい統計学』)の第7章(仮説の検定)を読み、自分で分からない点、疑問点をまとめよ。
11月22日 ・分散分析の多重比較検定
・単純クロス表(分割表)とカイ二乗検定
・以上について実際にデータをいじってみる
前半:提出されたレポートをもとに、検定の理論に関する質疑を行う。
後半:多重比較とクロス表の計算を実習し、あわせてその解説を行う。
【次回提出の宿題】
(1)「対人スキル」、「攻撃尺度」(攻撃・全体)、「友人数(総数)」の3つから2つの変数を取り出し、「クラブ所属(affil1)」の値ごとの平均値の差の検定を、一元配置の分散分析による「多重比較検定」を用いて行え。レポートでは検定結果の意味も書くこと。
(2)性別(f1)×居住(f3)、性別(f1)×「クラブ所属(affil1)」、居住(f3)×「クラブ所属(affil1)」のクロス表をとり、5%有意水準を用いたカイ二乗検定を行え。レポートでは検定結果の意味も書くこと。
11月29日 分散分析の多元配置 前半:提出されたレポートをもとに、多重比較検定、およびクロス表のカイ二乗検定について解説する。
後半:2元配置の分散分析を実習する。主効果と交互作用効果について解説する。
【次回提出の宿題】
(1)「対人スキル」を従属変数、「f1(性別)」と「クラブ所属(affil1)」を固定因子とした多元配置の分散分析を実施し、結果をレポートにまとめよ。結果の意味もなるべく書くこと。
(2)同様に「友人数(総数)」を従属変数として多元配置の分散分析を実施せよ。
 なお、エクセルが使える状態にある者は、上記の分析における「性別(f1)」×「クラブ所属(affil1)の平均値をグラフ化してレポートに掲載することが望ましい。
12月 6日 回帰分析 前半:提出されたレポートの範囲の、多元配置の分散分析について説明する。次の重回帰分析の概要を簡単に説明する。
後半:重回帰分析を実際に試してみる。
【次回提出の宿題】
(1)「友人・情緒」を従属変数、「f1(性別)」、「友人・総数」、「対人スキル」を独立変数とした重回帰分析を実施し、結果をレポートにまとめよ。結果の意味もなるべく書くこと。
(2)上記(1)とは別の従属変数を選び、何らかの独立変数を複数選んで同様に重回帰分析を行い、結果をレポートにまとめよ。
12月13日 同上 前半:提出されたレポートに問題として現れた回帰分析の要点を解説する。
後半:埼玉県市町村データ(yokoyama031228.sav)を用いて作業課題を行った。
【次回(2005/1/17)提出の宿題】
データファイル:yokoyama031228.sav
「犯罪総数(人口千人当り)」を従属変数とし、適当な独立変数を複数選んで重回帰分析を実施し、その結果をまとめよ。(レポート提出まで時間があるので、何度か実験室に足を運んで、検討しつつ分析することが望ましい。)
 1月10日 休み(成人の日)
 1月17日 因子分析、クラスタ分析など  前半に提出された宿題レポートを例にとりながら重回帰分析について解説を繰り返す。ただ提出されたレポートが少なかったもので…。
 後半、クラスタ分析(階層的/非階層的方法)、因子分析について概略を説明する。
 今回は宿題なし。次回、クラスタ分析と因子分析を実際に試してみます。
 1月24日 クラスタ分析、因子分析の実際 左記の通り実習を行う。
【次回(2005/1/31)提出の宿題】
次の(1)、(2)を行いレポートとして提出すること。結果の意味もなるべく書いてみること。
(1) yokoyama031228.sav の埼玉県市町村データからいくつかの変数を選び、因子分析ないし主成分分析を行え。[次の(2)のために因子スコアもしくは主成分スコアをデータに記録しておく必要がある。]
(2) 得られた複数の因子スコアないし主成分スコアを用いて、埼玉県市町村のクラスタ分けを、非階層的クラスタ分析を用いて行え。
 1月31日 以上のまとめ  提出されたレポートを素材にして、分析の仕方、結果の解釈について議論する。
 この日でこの授業は終わりです。