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研究プレゼンテーションワークショップ
:概要
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コンセプト
副題:プレゼンテーションの方法に習熟する
 研究のためのプレゼンテーションのやり方を実習を交えて学ぶ。目標は標準的な学会報告に対応できるようにすることである。
担当教員:高木英至(世話人)、高橋克也、永田雅啓、松原良輔
何時、何処で
 2005年度 後期 「土曜 13時〜17時」を4回
 すべて、大宮サテライト教室で行います。
 ただ今現在、次の日にちを予定しています。ただし、何かの行事にぶつかるなら変更することもあります。
 2005年10月15日(土)
 2005年11月19日(土)
 2005年12月10日(土)
 2006年 1月28日(土)
コンテンツ
 大学院での研究成果を研究会や学会で発表する機会が多くなってきた。このワークショップでは、学会報告を念頭に置き、聞き手に理解されやすいプレゼンテーションの方法と技術を習得することを目指す。ワークショップは4回、土曜の午後に開く。場所はなるべく、大宮サテライト教室とする。各回とも、その場で作業をするか、あらかじめ出された課題に基づいてプレゼンテーションを行い、相互に批評するという形式で進めていく。
 なお、授業で扱う課題は受講者数によって変わることがある。
スケジュール
第1回:プレゼン概説およびPowerPoint の利用入門
・Oral Presentation(PowerPoint、OHP)、およびポスターの実際と留意点を解説する。
・PowerPoint の利用法を学ぶ。
次回までの課題:次回までに PowertPoint によるプレゼンテーションの準備をする。報告内容は、各自の最近の授業での報告、ないし指定した範囲の簡単な論文(例えば文芸春秋社の『日本の論点』の、当人が選んだ一論文)とする。同じ素材で10分用と2分用の報告の準備をする。

第2回:報告の練習(1)
・受講者による10分用と2分用のプレゼンテーションの実演と、相互の批評による検討をする。
・検討のポイントは、素材をどのような順序でどのように構成するか、PowerPoint でページをどう配分するか、などである。
次回までの課題
・自分の研究計画(修士論文執筆予定者は修士論文の計画)の口頭報告の準備
・同じ報告のポスター作成

第3回:報告の練習(2)
・研究計画の口頭報告をし、相互に検討する。
・作成したポスターを相互に検討する。
次回までの課題
・修論提出予定者:修論のプレゼンの準備
・それ以外の者: Research Proposal の準備

第4回:仕上げ − 研究計画の報告
・修士論文ないし研究計画の口頭報告の実演をし、互いに議論・検討する。
ポリシー
 プレゼンテーションは参加者の各自が今までも、何らかの形で行ってきたはずである。この授業では学会における標準的なプレゼンテーションの仕方を学びつつ、相互の討議によって自分のやり方をブラッシュアップすることを目指す。
成績評価方法:出席点(50%)、プレゼンテーション(30%)、討論への参加(20%)
教材
 入手が容易な書籍としては次がある。
尾崎公治 (2004) 『ゼミ発表、論文プレゼンに使う PowerPoint 活用法』、カットシステム(\2200+税)
相澤裕介 (2005) 『ステップ30 PowerPoint ワークブック』、カットシステム(\600+税)