社会心理学演習T
授業終了後のコメント |
成績
この授業の成績は毎回(抜けることもありましたが)行った小テストと、期末レポートで点数を合計してつけました。比重は小テスト7割、期末レポート3割です。といっても、期末レポートの方は差があまりつかないので、ほとんど小テストで決まっています。
記録をあらためて眺めると、期末レポートを出した人に限れば、小テストの欠席は少なく、出席はよかったのだ、と思います(その割には皆さん静かだった)。
ただ、小テストの結果、および授業中に私が出席者に向けた質問への返答から推して、平均的な理解度はおそらく例年より低かったですね。1つには、本を買わずにコピィで間に合わせたために動機づけがいまいち高まらなかった、ということもあるでしょう。
期末レポート
元来、この授業は小テストをしているので、期末レポートを出してもらう必要はなかったかも知れません。一応レポートを出してもらいましたが、提出されたレポートは、良くも悪くも「一応」でした。レポートについては「前期授業について」で書いたことがほぼ該当していますから、そちらを参考にお考えください。
演習のやり方
この演習では英語の文献を読む、という、ある意味伝統的なやり方をとっています。「伝統的」とは、文系の国立大学でよくやっていた方法、という意味です。現在、英語の本を読ませるのはまず無理、と、本学部の多くの先生は言います。確かにそういう面がありますが、先生によっては、多量の英文を読ませている先生もおられるので、無理ということはない、と思います。読んでいれば読めるようになるからです。
ただ、今回は理解度が低く、やり方を考えてみる余地があるか、という気もしてしまいます。
別のやり方があるとすると、演習の出席者で実際にデータをとる作業をしてみる、ということです。この方が本来の演習といえそうです。ただ、この方法だと、授業時間以外で実働が必要になり、その負担を出席者が引き受けるのか、という不安があります。
何か意見があればお聞かせください。
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