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データ解析:概要 問合せ メール Up
授業名

平成16・17年度入学者:データ解析実習
平成15年度以前入学者:統計解析T
(新編入学者は、平成15年度入学者と同じく「統計解析T」で履修する)
コンセプト
副題:データをいじって統計を理解する
授業の目標
 ・実際から入って統計分析の基礎概念を把握する
 ・データに関する感覚を養う
何時、何処で
 2005年 後期(2単位) 月曜、1・2限(8:40-10:10)と3・4限(10:20-11:50)
 教室:たぶん、23番教室(分かり次第記載します)
コンテンツ
 統計手法を実習を通して学ぶ。行動科学、社会科学の勉強には統計の知識が不可欠である。研究自体が統計分析を前提にデザインされることが多い。また、統計手法に精通することは行動科学、社会科学を勉強した者の利点でもある。この授業では担当者が用意したデータ(質問紙調査データ、および埼玉県の犯罪・都市指標データ)を使って統計分析を実際に行う。そしてその過程で必要な知識を講義する。
 次のスケジュールで授業を行う。
ガイダンス:10/3
1.平均値の信頼区間、および平均値の条件間比較(t検定、F検定):10/17, 10/24, 10/31
2.単純クロス表(分割表)とカイ二乗検定:11/7, 11/14
3.因子分析とクラスタ分析:11/21, 11/28, 12/5
4.重回帰分析:, 12/12, 12/19, 12/26
5.対数線形モデル(多重クロス表分析):1/23, 1/30 
 受講者には、授業の期間中にテキストを読んでおくことを求める。
 「社会心理学実習(行動研究法T、月、1・2〜3・4、前期、高木)」と一緒に履修するとよい。
ポリシー
 実習であるから受講者は課題に応じて作業を行う。必要な知識については実習と平行して講義する。実際の調査データ、実験データ、既存のデータを用いて分析を試みる。
 授業では1つの作業を行うごとにレポートを提出する。成績は提出したレポートの評価点の合計による。
教材
 授業の開始時点で受講者には適切なテキストをお伝えする。実際の授業開講時点までまだ時間があり、その間に出版事情が変わる可能性があるので、今の時点ではテキストは指定し難い。今のところ、下記の「参考文献」欄の書籍をテキストに指定することを考えている。
【参考文献】
田畑吉雄 (2004) 『新訂 やさしい統計学』、現代数学社
南風原朝和 (2002) 『心理統計学の基礎』 有斐閣
東京大学教養学部統計学教室(編)『統計学入門』 東京大学出版会