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データ解析:予定と連絡 問合せ メール Up

行事日程や授業進度の都合で予定は変更されることがあります。頻繁に予定を確認しておいて下さい。

予定 実際
10月 3日 ガイダンス
統計の基礎概念
SPSSの導入
ガイダンスを行った。
受講者は10月17日までに次の準備をしておいてください。
1.テキストを購入しておく。(南風原朝和 (2002) 『心理統計学の基礎』、有斐閣(有斐閣アルマ). \2,200+税)
2.10月17日の授業までにテキストの次の箇所を読んでおく。
@第1、2章(特に2章の3)、第4章(4章の4は分からなくてよいです。)
A第5章
10月10日 休日
10月17日 1.平均値の信頼区間、および平均値の条件間比較(t検定、F検定、多重比較検定) テキストの1、2章について、高木が講義した。出席者中、テキストを持っているのが2人だけでした。生協で買うか、買えなければ自己努力で手に入れて読んでおいてください。
10月24日 実際にデータにSPSSを適用してみる。その後、確率分布、推定と検定の考え方について講義する。 最初にSPSSの使い方について概説する。次に受講者を2グループに分け、1グループずつプリントにしたがってSPSSの出力をしてもらう。次回までにプリントで指定した課題をレポートとして提出してください。なお、分からない点についてはまず、テキストに目を通すこと。
10月31日 対応t検定、一元配置の分散分析、多重比較検定について。 今日提出のレポートについて解説する(平均値の差の検定、区間推定など)。後半に左記の内容について概説し、SPSSで計算を各自実施した。今日の作業についても次回にレポートにまとめ、提出してください。
11月 7日 むつめ祭休講
11月14日 2.単純クロス表(分割表)とカイ二乗検定  前半では前回までのレポート課題の解説をする。読んでもすぐには分からないかも知れません。テキストを何度も読んでおいてください。
 後半では単純クロス表とカイ二乗検定について簡単に解説し、実際にSPSSでデータをいじってみる。次回にレポートとして提出してください。
11月21日  最初に前回提示のレポート課題について解説します。
3.因子分析とクラスタ分析
 最初に今日提出レポート課題の解説をする。すぐに終わった。レポートもほぼ、できている。次に因子分析の解説を行う。因子分析については、すぐには分からないと思います。テキストを何度も読んでみてください。
次回提出のレポート課題
(1)因子分析は何をやっているのか、簡単に説明せよ。(長さは任意、しかし分かるように。)
(2)プリントの例の4つの因子はそれぞれ何を表しているといえるか、説明せよ。
11月28日 同上  提出されたレポートの課題について(つまり因子分析について)多少、解説する。その場で次回のレポート課題を作って、授業を終わった。
次回提出のレポート課題
 q10_01 〜 q10_60 の60変数に因子分析を適用し、「回転後の因子行列」から各因子の意味を考えてまとめよ。因子数は、自分で適当と思う数字に設定せよ。
補足
・データは引き続き q2004.sav です。
・理想的には、いろんな因子数での結果を比較し、適当と思える因子数(因子負荷行列)の結果を採用してください。
・この質問項目(60項目)が何を測定する項目なのかは、次回説明します。
・高木の実験室が開いていない場合は、1階資料事務室で実験室の鍵を借りてきてください。
12月 5日 同上(クラスタ分析を試します。)  最初に今回提出のレポート課題(因子分析)について解説した。用いたデータの60項目は、BSRI、つまり Bem の性役割検査項目である。項目は3種類に分かれる。男性性尺度、女性性尺度、それに社会的望ましさ項目である。授業中に私がやってみたように、この60項目で「探索的に」因子分析をするなら、2因子モデルを採用するのがよかったと思う。男性性を表す因子と女性性を表す因子である。社会的望ましさの項目はこの2因子間にばら撒かれた格好である。第3因子を導入しても、意味のある因子と解釈するのは難しかった。
 休憩を挟んでクラスタ分析の解説をする。その後でSPSSでの課題を行う。なお、データ(埼玉県市町村データ)のケース番号と市町村名との対応はここをクリック → 市町村名

次回提出のレポート課題
cities.sav にある2つ以上の変数を用いて、非階層的なクラスタ分析を行い、求めたクラスタがどのようなクラスタであるかをレポートとしてまとめよ。用いる変数およびクラスタ数は各自の判断で決めること。

 来週は、前半に今回のレポート課題について解説し、後半にこの授業のハイライト、重回帰分析に入ります。
12月12日 4.重回帰分析  最初に今回提出のレポート課題(因子分析)について解説した。次いで重回帰分析について簡単に解説する。この解説で分かるわけないですが、テキストを読んで補足しておいてください。
次回提出のレポート課題
cities.sav のデータを用いる。犯罪総数を従属変数とし、自分で3つ以上の独立変数を選んで重回帰分析を行い、その結果をレポートにまとめよ。重回帰分析の結果が何を意味するかをレポートに書くこと。
12月19日 重回帰分析の続き  前半に今回提出のレポート課題(重回帰分析)について若干の説明を行った。今回提示の課題について説明し、後半に実習。
次回提出のレポート課題
q2004.sav のデータを用いて重回帰分析を行い、レポートにまとめて提出する。(詳しくはプリントを見てください。)
12月26日 期末レポート課題の提示と説明 今回提出のレポート課題(重回帰分析)について若干の説明を行った。次いで期末レポート課題を提示し、説明を行った。
次回提出のレポート課題
期末レポートで行う分析(予定)を述べよ。その際、分析の前提となる自分なりの説明モデルを明示すること。(詳しくはプリントを見てください。)
 1月16日 期末レポートに関する質疑 提出してもらった期末レポートの分析の計画書にコメントする。
次回提出のレポート課題
本日のコメントをもとに、前回のレポート(期末レポートの研究計画)を書き換えて提出せよ。
 なお、データについては、授業プリントのページの記載を参考にすること。
 1月23日 引き続き、期末レポートについて  再度提出してもらった期末レポートの分析計画レポートをもとに、ここの分析について議論する。
 1月30日 5.対数線形モデル(多重クロス表分析) 話の流れによっては別の話にするかも知れません。例えば分散分析(多元配置)など。  前回までの話し合いに基づき、期末レポートの分析を各自がSPSSで行う。
 期末レポート作成にあたっては次の点に注意してください。
本日作業を完了するのではなく、レポート提出期限(2月15日)までに作業をするつもりでやってください。
実験室を使う際、高木がいないとき、1階の資料事務室で実験室の鍵を借りて実験室を使ってください。
分からない点は高木に(メールなどで)問い合わせてください。