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基本データ
社会心理学演習U
2単位
後期、火曜、7・8
教室:24番教室
講義番号:L26062
キーワード:向社会的行動、利他性、攻撃、敵意、法廷心理学、健康心理学、職場の社会心理学
 コンセプト
対人関係と集団の社会心理学
ある研究分野を大学で学ぶときに最も重要なのは、その分野で確立された知識を過不足なく学ぶことである。大学生(undergraduate students)が大学で身に付けるべき知識は国際的にある程度標準化され、頻繁に更新されている。国際標準となった内容を最もよく代表するのが英語圏で出版されるいくつかのテキストである。この授業ではそうした社会心理学のテキストの1つを講読しつつ主要な知見を学んで行く。
 特に次の教育効果を目指す。
・新しい、国際標準的な社会心理学の知識を身に付ける。
・今回の演習の範囲では、社会的認知領域に関して詳しくなる。
・専門の英語力を養う。
・卒業論文の作成に向けて準備する。
 内容
 次の本の10章、11章、Module A、Module B を講読する。
Baron, R.A., Byrne, D., & Branscombe, N.R. (2006) Social Psychology (11th edition). Boston: Allyn & Bacon.
第10章 向社会的行動:他者を助ける
第11章 攻撃:その性質、原因、制御
Module A 法律、健康への適用
Module B 職場・職業の社会心理学

 上記テキスト以外に、必要に応じて関連する研究論文を読む。
 注意事項
原則、出席者はこのテキストを購入すること。購入の方法については授業開始後に話し合う。
出席者は全員、当日のテキスト部分(ないし割り当てた文献)を事前に読んで来ることを前提とする。原則毎回、テキスト部分に関する小テスト(Quiz)を行う。
時間があれば、各章を読み終わった後に関連する研究論文を取り上げて精読する。
今年度はQuizの成績の低い出席者には単位を出さない(不可にする)。例年より基準を厳しくするので、その点に注意すること。
授業期間中に出席者は自分の関心に従って文献調査を行い、期末レポートに仕上げる。
次の方法で点数を合計し、成績をつける。
1.授業中に行う小テスト(Quiz):70%(出席点を含む。)
2.期末レポート:30%