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基本データ
社会心理学演習T
2単位
前期、火曜、7・8
教室:32番教室
講義番号:L26061
キーワード:行動科学、研究法、統計分析、相関分析、実験計画、測定法
 コンセプト
社会心理学のテキストを読みながら次の教育効果を目指す。
・新しい、国際標準的な社会心理学の知識を身に付ける
・今回の演習の範囲では、社会的アイデンティティ、偏見とステレオタイプ、対人魅力の領域に関して詳しくなる
・専門の英語の読解力を養う
・卒業論文の作成に向けて準備する。
 内容
社会心理学研究法の範囲を、講義と演習を交えて学ぶ。
・社会心理学は何を扱うか?
・理論/モデルと仮説
・統計分析の基礎概念
・経験的研究法:相関的研究と実験的研究

最初に、社会心理学の研究法に触れた次の本の第1章(Social Psychology: The Science of the Social Side of Life.)を読む。

Baron, R.A., Branscombe, N.R., & Byrne, D. (2008) Social Psychology (12th edition). Pearson Education.

 次に、関連する事項について、講義を交えて演習形式で議論を進める。
 最後に、方法別の研究論文を講読して実例を学ぶ。

授業展開(スケジュール)
1回:ガイダンス 
2回:講義:科学としての社会心理学
3、4回:Baron, Branscombe, & Byrne, 2008)の第1章を講読
5、6回:理論、モデル、仮説
7、8回:経験的研究の方法
9、10回:心理的測定
11、12回:統計分析の基礎概念
13?15回:研究法別の研究論文の講読
学期末:最終レポートの提出
 注意事項
出席者は全員、当日のテキスト部分(ないし割り当てた文献)を事前に読んで来ることを前提とする。原則毎回、テキスト部分に関する小テスト(Quiz)を行う。
今年度からはQuizの成績の低い出席者には単位を出さない(不可にする)。例年より基準を厳しくするので、その点に注意すること。
授業期間中に出席者は自分の関心に従って文献調査を行い、期末レポートに仕上げる。
次の方法で点数を合計し、成績をつける。
1.授業中に行う小テスト(Quiz):70%(出席点を含む。)
2.期末レポート:30%