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基本データ
社会心理学演習U
2単位
後期、火曜、7・8
教室:??番教室
講義番号:L26062
キーワード:社会的影響力、向社会的行動、攻撃行動、集団過程、集団所属の効果
 コンセプト
対人過程、集団過程の社会心理学
ある研究分野を大学で学ぶときに最も重要なのは、その分野で確立された知識を過不足なく学ぶことである。大学生(undergraduate students)が大学で身に付けるべき知識は国際的にある程度標準化され、頻繁に更新されている。国際標準となった内容を最もよく代表するのが英語圏で出版されるいくつかのテキストである。この授業ではそうした社会心理学のテキストの1つを講読しつつ主要な知見を学んで行く。
 特に次の教育効果を目指す。
・新しい、国際標準的な社会心理学の知識を身に付ける。
・今回の演習の範囲では、社会的認知領域に関して詳しくなる。
・専門の英語力を養う。
・卒業論文の作成に向けて準備する。
 内容
次の本の2章?5章を講読する。
Baron, R.A., Branscombe, N.R., & Byrne, D. (2008) Social Psychology (12th edition). Pearson Education.
第8章 社会的影響力:他者の行動を変える
第9章 向社会的行動:他者を助ける
第10章 攻撃:その特質、原因および制御
第11章 集団と個人:集団所属がもたらすもの
 出席者は割り当てられた文献を授業で報告する。その報告をもとに出席者全員でテーマについて議論する。なお、原則として毎回、授業の冒頭では事前に読んでおくべき文献の内容に関する小テスト(Quiz)ないし質問紙を実施する。
 注意事項
原則、出席者はこのテキストを購入すること。購入の方法については授業開始後に話し合う。
出席者は全員、当日のテキスト部分(ないし割り当てた文献)を事前に読んで来ることを前提とする。原則毎回、テキスト部分に関する小テスト(Quiz)を行う。
時間があれば、各章を読み終わった後に関連する研究論文を取り上げて精読する。
授業期間中に出席者は自分の関心に従って文献調査を行い、期末レポートに仕上げる。
次の方法で点数を合計し、成績をつける。
1.授業中に行う小テスト(Quiz):70%(出席点を含む。)
2.期末レポート:30%