はじめに
大久保に、ホームタウンと呼べるだけの知識と経験を積み重ねたい、と思い始めた「大久保プロジェクト」。2004年には「大久保ものがたりWEB」を制作、「『忘れられた浦和』を歩く」を開催。2005年「『時』の交叉点をさがしに」、2006年『桜!!360°』の制作と、毎年テーマを持って活動を行ってきました。今年は「桜区をPRするCM」づくりに挑戦です

埼玉大学は桜区にあるものの,学生と桜区との関わりは意外なほど少ない。区内に下宿している学生のなかにも,桜区への愛着や関心が十分あるとはいえないようにも思われる。少しでも自分の通っている(住んでいる)地域のことに関心や親しみをもってもらうために,桜区の良さや見所等の魅力をPRする映像を製作し伝えていくことが、CMづくりの目的である。
「顔の見える桜区」とすることが目的,と言い換えてもよい。
                         学生作成「桜区をPRするCMづくり企画書」より

四年生は卒業を控え、引越しやら企業研修やらで忙しい中、三年生は就職活動に追われながらも、構想、台本づくり、撮影交渉、撮影、編集と一連の作業に懸命に取り組んできました。その成果が6本のCMです。

1.お店突撃(まち編:6分11秒)
  1)私の好きなお店
  2)おなかいっぱい
    3)埼大前で国際交流

2.Remember 鴨川(自然編:1分23秒)

3.史跡めぐり(歴史編:2分32秒)

4.母の上京(学生生活編:2分45秒)

桜区をまずは文献や資料で調べ、つぎに自転車ツアーで自分の目で観察、さらにいろいろな人の話を聞き、みんなで議論を重ねながらテーマ(店舗、自然、歴史、大学)を選定。それぞれのテーマを表現するストーリーや場所を考えてCMにしました。もちろん脚本、カメラ、出演すべて学生です。