通常の地図ではなく、イラストマップとしたのは、 1)親しみやすい表現 2)伝えたい情報を端的に伝える ことを意図したからである。 |
実際にイラストに起こす段階では、今回のイラストマップはペンタブレットを用いてパソコンで手描きのイラストを処理するという手法で作成している。魚眼マップを描くということは私にとってまったく新しい挑戦だったので、描き始めた当初は完全に手さぐりの状態だったが、先生からのアドバイスや、先例の魚眼マップを参考に、まずは何とか大まかな雰囲気をつかめる程度の立沢魚眼イラストマップを描いてみた。そこに集めたデータを活かして、さらに細かい情報を畑中心に描き込んでいった。 途中段階で何度も先生や集落の方、町役場の方に見て頂きアドバイスをもらった。例えば、「式折々の野菜をもっと描いて」「虫送りの情景を入れて」「ビューポイントに色を付けて」などなど・・・ たくさんの方のご協力のもと、今回このようなイラストマップを作り上げることができたが、今後はさらに、来町者の方つまりこの地図を実際に使う人の意見を聴きながら、さらに魅力的なマップにしていきたいと思う。(2010年「報告書」より)。 制作した魚眼マップはここ。 |