04/04/03更新 |
さいたま市立浦和博物館企画展「大久保ものがたり」 −荒川との共存− |
世界の四大文明の発祥地が全て河川沿いだったことからもわかるように、河川流域の肥沃な大地に早くから人々が棲みつき、そこに高度な文明が発生した。規模の大小はあるものの、荒川流域も早くから開発され、仏教など当時の先進文化を受け入れる素地を作った。しかしながら、河川改修される以前の川は度々洪水を引き起こし、それはまさに「あばれ川」であり、「荒ぶる川」荒川の名をほしいままにしていたといえる。この利点と欠点をあわせ持つ「荒川」と人々はどう付き合い、そしてどう向かっていったのか。大久保地域にスポットをあてて検証する |
◆◇ 主な展示品 ◇◆ | |
0 | 荒川の流れを求めて |
○伊能大図複製(荒川部分) | |
○荒川河道の変遷(地図パネル) など | |
I | 羽根倉河岸の賑わいいずこ |
○『荒川流域河川調査書』 | |
○弘化4年7月「石船賃〆出し覚帳」(木内家文書) など | |
II | 荒川流域の文化を探る |
○白鍬遺跡出土須恵器壷(付土師器) | |
○大久保領家囃子連奉納絵馬 など | |
III | 川を渡る |
○浮世絵「木曾街道蕨之駅 戸田川渡場」(渓斎英泉画) | |
○旧羽根倉橋写真パネル など | |
IV | 荒川によって運ばれし幾多の品々 |
○仏像等写真パネル(戸田市美女木八幡神社鐘、神田永福寺阿弥陀如来像など) | |
○アザラシの「タマちゃん」写真パネル など | |
V | 荒川との戦い |
○安政6年出水図複製 | |
○水害船(岩井恒一氏所蔵) など | |
VI | 荒川に生きた人々 |
○日比野雷風 | |
○治水翁・斎藤祐美 など | |
* 会期途中で展示品を入れ替えることがありますので、あらかじめご承知ください * |
さいたま市立浦和博物館へのアクセス |
さいたま市緑区三室2458 地図【Mapion】(さいたま市立病院隣接) |
●JR北浦和駅東口から東武バス「市立病院」ゆき終点下車すぐ |
●JRさいたま新都心駅東口から東武バス「市立病院」ゆき終点下車すぐ |
●JR東浦和駅から国際興業バス「馬場折り返し場」ゆき終点下車徒歩7分 |
* 駐車場が狭いため、なるべくバスをご利用ください * |