卒論との格闘の日々

ヴェルサイユ宮殿と庭園(フランス)

★Aさんの場合:就職活動両立パターン

卒論 就活
3年生
10〜12月
10月就職サイトに登録
12月までにエントリー100社目指す
12月から実際に動き出す
エントリーシート書いたり、合同説明会に出たり、会社説明会に行ったり
就活にお金がかかるので、短期の塾講のバイトをする
1月 説明会が増えてくる
本命の会社のエントリーが近づいてくる
2月 3年後期のテスト
先輩の卒論発表会に参加、卒論にビビる
プレゼミ
テーマを決める
指導教員も決まる
指導開始
テストもあるし、プレゼミもあるし、エントリーもあるしで頭を使った
就活写真をとる
3月 3年までに卒論以外の単位は取り終えるべき
4年で卒論やったりレポートやったりはありえない
でも、週一くらいは学校へ来て友達に会いましょう
文献リストを作る
文献の手配、先行研究の整理を始める
初めて面接が入る
週3くらいで面接か説明会、一日2社回ることもあった
一週間に2社くらいエントリー
落ちまくるけど、がむしゃらに動く
ネットでSPIの勉強をする
4年生
4月
卒論の見取り図を考える
東大図書館に行ってみる
2週間に一回くらいの割合で卒論指導
試験、面接の日々
エントリーは少なくなる
持ち駒が減る、凹む
大本命の二次面接まで行くが落ち、やる気をなくす
新しくバイトを始める
5月 第一回卒論演習
意義と文献リストを適当に間に合わせてしまった
就活が上手く行かないショックと実習のことで卒論どころではない
教育実習の打ち合わせが始まる
実習のこともあるのであまりエントリーが出来ず、就活が出来ない
6月 歴史仲間で景気付け
就活の打撃の影響もあり卒論に関しては一向に何もしない
前半教育実習
後半に面接がチラホラ、しかし全く身が入らない
周りでは内定がじゃんじゃん出ているこの時期に、振り出しに戻るのは本当に辛い
7月 第二回卒論演習
先行研究をまとめなくてはいけず、これまた寝ずに仕上げる・・・
先行研究に疑問など感じることが出来ず、論文が書けるか不安になる
細々と就活
一社受けては落ち、一社受けては落ち・・・
★☆大好きなGLAYのおかげで改心する☆★
8月 学校には来ないけれど、文献集めに精を出す
よく使いそうな本は古本などでネットで購入
しかし読みはしなかった
年表作りを開始
やっと内定もらう
その後チラホラ受けてみるが全く気が入らずやめる
9月 参考論文・文献をひたすら集める
最後の夏休みなので、無理やり遊ぶ
上智の図書館に行き、遅すぎだがやっと中心史料を手に入れる
10月 再び東大図書館へ
この頃、やっと一次史料の重要性が分かってきた。遅い!
第三回卒論演習
先行研究の整理はなんとか終了。遅すぎる
最も主張したいことを考える
結局フランス語の史料には手をつけていない
11月 史料の訳開始
フラ語の電子辞書購入で一気にスピードアップ
草稿を書き始める予定が、訳が終わらないので一向に進まず、先生を不安にさせる
歴史学コースの旅行参加、先生に余裕だねぇと言われる・・・・
ようやく集めた文献にも手を付ける
12月 目次を決めた
ようやく訳が終わり、先行研究やそれまでの演習で使った文章をつないでみた。あとは、ひたすら分析したことを書いた
何度も先生に構成などをみてもらい直す
クリスマスまでに書こうという予定が達成できず・・・
暮れと正月はありません
ラストスパート
年末までに一度書き上げて先生にみてもらうはずでした
1月 正月そうそう先生に原稿をみてもらう
もっと内容を増やす
史料を多用するよう指導された
推理小説を書く要領で証拠をたくさん提示しなさいと言われ納得する
修正修正の日々
ゴールは見えてるのになかなか終われないという苦しい日々
2月 なんとか発表会を終え、製本用の原稿を提出して正式に卒論とさよなら


★Bさんの場合:教員採用試験両立パターン(編入)

卒論 教員採用試験
3年生
4〜12月
・前、後期とも月から金まで授業がビッシリ。
・毎週ある演習の予習に悪戦苦闘。
 何回も負けそうになるが、自分のためと思いがんばる
・6月頃から試験勉強開始。しかし、どこを勉強していいかわからず、挫折
・9月、貯金を全て使い、予備校に行くことを決意。
・10月から本格的な試験勉強開始。
 教職教養と、日本史、世界史を勉強。
1月 ・模試を受ける。結果は散々でもう一度気合を入れなおす。
2月 ・3年後期テスト、試験の多さにぐったり
・プレゼミ
・テーマ、指導教員決まる。
・指導教員からアドバイスを受ける。
・後期試験のため、試験勉強ができず焦る。
・前、後期とも何とか単位を落とさず切り抜ける。中旬から試験勉強に専念。
・試験を受ける都道府県を決定。その県の過去問を参考に、勉強を開始。(教員試験は、県によって問題形式が大きく異なるので、早めに受けるところを決めることが先決。)
3月 ・試験勉強に打ち込むため、卒論に打ち込む余裕なし。 ・1週間の勉強計画を立て、1日10時間を勉強時間に打ち込む。4年になると実習があるので、春休みが勝負だと考え、死ぬ気でやる。
・教職教養4、専門5、一般教養1の割合で勉強。また、新聞を毎日読み、時事もチェック。
・論文も色々なテーマで何回も書く。
4年
4月
・試験勉強に専念するため、必要最低限の単位をとるため、授業数を減らす。
・苦手な教育法規、政治経済、地理を徹底的に勉強
・論文を継続して書く。
5月 ・第一回卒論演習
 この時期まで卒論を全く手につけていなかったので、GW中に先行文献を読む。しかし、試験勉強のことで頭がいっぱいで、卒論は適当に間に合わせただけ。
・受ける県の願書提出。
・実習の打ち合わせ
・実習までにある程度完璧にしておきたいため必死に勉強する。
6月 ・史料を読むため、実習先に持っていくが、全く出来ずじまい。 ・6〜24日まで教育実習。毎日夜中までかかって教材研究。
・試験勉強できず
7月 ・第二回卒論演習
 試験本番と重なり、それどころではない。第一回卒論演習と変わりない内容になる。
・上旬何回も復習をする。最後の頑張り。プレッシャーに押しつぶれそうになる。
・何とか一次試験終了。関東、関西2つ受けたので、学割フル活用。
8月 一次試験合格のため、卒論手を付けられず。 ・一次試験合格。関西は落ちる。
・二次試験対策(集団討論、模擬授業、個人面接)を友達と毎日おこなう。
・二次試験無事終了。
9月 結果待ちで、どうも卒論ができない。 ・上旬介護体験
下旬の結果待ちまで色々と考える生活が続き、卒論に集中できない。
・二次試験合格。ほっとしてだらけた生活となる。
10月 ・後期授業開始。4年生ではありえない授業数を取る。
・第三回卒論演習
 今まで何もやっていなかったため、強引に目次を決めるが、ものすごく不安になる。
しかし、論文構成がなかなか決まらず、苦しい生活が続く。
・年表を作る。
11月 未だ論文構成が決まらず、憂鬱な生活を送る。それに加えて、演習の予習に苦しむ。
しかし、苦しかった予習から卒論の活路を導き出すことができ、大まかな論文構成決定。
ほんとに演習は大事で、勉強になることを実感。
12月 指導教員と相談を重ねた結果、論文構成が決定。その構成にしたがって、史料を読みあさる。遅すぎます・・。
使える史料をピックアップし、先行研究をまとめ、中旬から書き始める。遅すぎます・・。
先に本論を書き始める。ここでも構成に苦労するが、よく考え、書き終える。この時期が一番がんばったのでは・・。
・年末に本論を、先生に提出する。
上旬介護体験
1月 ・正月は実家に帰り、毎日飲み食いした生活。こんなことをしている場合じゃないのはわかっていても、正月は卒論せず。
・4日に戻り、すぐに序論を書く。
・10日提出まで、先生のチェックの下、何回も修正をおこなう。
・提出後も修正。
2月 ・卒論発表会も無事終わり、製本用の原稿を出し、終了。 ・正式に採用されるのか不安になる。
3月 ・教育委員会からやっと電話がかかってきて、正式に採用が決定。ここまで待つのは辛いがほっと一息。

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