地理学コース基礎演習B概要

 

担当教官:山本 充
時間:月曜7/8
単位:2単位

目的:埼玉大学の立地する埼玉県を事例として取り上げ、埼玉県という地域の特色を明らかにしていく中で、地理学における情報の取り扱い方、地域の見方などに触れることを目的とする。実際に情報を収集し、それらを分析する作業を取り入れる。
 

講義内容:
1.導入
 講義の概要説明
2.埼玉県に関する情報を得る
 地理情報とは?、文献の検索、図書館の利用
3.埼玉県の位置は?
 地図と衛星写真にみる埼玉、siteとsituation、地名からみる埼玉
4.埼玉県の自然環境
 山地・台地・低地と土地利用、平地林の意義とその変化、洪水との戦い
5.東京郊外としての埼玉県(1)―住まうー
 宅地化の進展と通勤流動
6.東京郊外としての埼玉県(2)―つくるー
 工業および農業の生産地としての埼玉
7.東京郊外としての埼玉県(3)―ためるー
 ストックの場としての埼玉:倉庫の立地、産業廃棄物の捨て場
8.東京郊外としての埼玉県(4)―あそぶー
 レジャー施設や公園の立地
9.「彩の国さいたま」のイメージ
 埼玉のイメージをあげるには?
 

評価:出席とレポートによる。