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![]() ![]() 〜 社会科学の基礎をモデルで理解する ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 次の事項について講義する。それぞれの事項について2時間程度を充てる。 1.社会科学におけるモデル入門 2.選択と交換:無差別曲線、ボックスダイアグラム 3.市場のモデル:完全競争市場、独占市場、寡占市場 4.宗教行動のモデル:社会が世俗化するとカルト宗教が生まれる? 5.投票−政治のモデル:Median voter、選挙制度 6.限界質量モデル:何がいかに流行するのか? 7.進化のモデル:進化心理学はいかに予測を立てるのか? 8.社会的ディレンマのモデル:環境を保全し公共財を確立する道はあるのか?
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![]() Science はどんな領域であろうと(つまり「理系」であろうと「文系」であろうと)、個々の事象を記録することが目的ではない。事象を「説明」する背後の原則を見出すことが目的である。説明を課題とするのは「理論」であるが、異なった理論が適用可能だと認識するときには「理論」ではなく「モデル」という言葉を使う。Science を追求する場合に重要な素養の一つが、そのモデルを運用する能力だといえる。 次の教育効果を目指す。 ・社会科学における代表的な理論モデルを学ぶ ・社会科学の基盤となるモデルの運用能力を涵養する なお、この授業は高校生向け講座として開放している。 |
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![]() テキストは指定しない。 1.次の本がこの授業の目的に適した本である。この講義案内を書いている12月時点では本屋で入手できないが、授業が始まる頃には改訂版が出ると出版社が伝えている。 ![]() 2.授業で扱う個別のモデルについての文献は、授業で紹介する。例えば次の本である。 ![]() ただし個別のモデルの文献については、期末レポートで取り上げる場合を除けば、読むことは求めない。 |
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