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基本データ
社会心理学概論
(平成15年度以前の入学者には、「社会心理学概説a」)

標準履修年次:1・2年次
2単位
後期、月曜、7・8
教室:10番教室
講義番号:L23061

 コンセプト
集団過程の社会心理学入門
社会心理学の中の対人過程、集団過程に関する基礎知識を習得する。この授業は、社会心理学の基礎的知識のうち、「社会心理学入門」では扱わなかった集団レヴェルの問題について一定の理解を達成することを目標としている。
キーワード:社会心理学、承諾、説得的コミュニケーション、同調、社会的学習、社会的促進、マスメディア、攻撃、性役割、集団、群集
 内容
A.対人的影響:承諾と説得の技法
B.集団内影響過程:同調、社会的学習、社会的促進
C.マスコミの影響:暴力、自殺、テレビゲーム、性描写、性役割
D.集団意思決定:集団の損失、集団討議、集団分極化、集団浅慮
E.群集過程:没個人化、暴動、流言、パニック
ただし、内容に関わる映画など観ることもあるので、予定は狂うこともある。
 注意事項
講義形式。毎回プリントを配る。
特定のテキストは使わない。余裕のある受講者は次の本を購入すること。
  『社会心理学小辞典』有斐閣
その他の参考書は授業で紹介する。
2回の試験(中間/期末)の合計点で成績を決める。
社会心理学の授業を継続して履修する予定の学生1年次に、その他の学生は2年次に履修することを想定している。
 参考書
 授業の内容は大まかに次の図書に準拠している。興味のある者は参考にすること。
Baron, R.A., Byrne, D., & Branscombe, N.R. (2006) Social Psychology (11th edition). Boston: Allyn & Bacon.(Chapter 9-12.)
個別には次のような参考文献がある。
Aについて
チャルディーニ (1991) 『影響力の武器』 誠信書房
今井芳昭 (2006) 『依頼と説得の心理学? 人は他者にどう影響を与えるか ?』(セレクション社会心理学 10)、サイエンス社.
B?Dについて
Baron, R.S., Kerr, N., & Miller, N. (1992) Group Process, Group Decision, Group Action. Open University Press.