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基本データ
データ解析実習
(平成15年度以前の入学者には、「統計解析T」)

標準履修年次:2年次
2単位
後期、月曜、1・2〜3・4
教室:21番教室
講義番号: L22061/L12241


データをいじって統計を理解する
・実際から入って統計分析の基礎概念を把握する。・データに関する感覚を養う。
 コンセプト
実習を通して統計手法を学ぶ。行動科学、社会科学の勉強には統計の知識が不可欠である。研究自体が統計分析を前提にデザインされることが多い。また、統計手法に精通することは行動科学、社会科学を勉強した者の利点でもある。
この授業では担当者が用意したデータ(質問紙調査データや市区町村データ)を使って統計分析を実際に行う。実際の作業と平行して必要な知識を解説する。
 内容
 実習を通して統計手法を学ぶ。行動科学、社会科学の勉強には統計の知識が不可欠である。研究自体が統計分析を前提にデザインされることが多い。また、統計手法に精通することは行動科学、社会科学を勉強した者の利点でもある。
 次の中身を扱う。
1.平均値の信頼区間、および平均値の条件間比較(t検定、F検定)
2.単純クロス表(分割表)とカイ二乗検定
3.因子分析とクラスタ分析
4.重回帰分析
5.対数線形モデル(多重クロス表分析) 
受講者には、授業の期間中にテキストを読んでおくことを求める。
実習であるから受講者は課題に応じて作業を行う。必要な知識については実習と平行して講義する。
 注意事項
テキスト:南風原朝和 (2002) 『心理統計学の基礎』、有斐閣(アルマ) \2,200+税
(このテキストは初めて統計を勉強する人にはやや難しいです。が、1冊でカヴァーしている範囲が広いのであえてこの本をテキストに指定します。この本で分からない人は下記の参考書などで補習してください。)
参考書:
田畑吉雄 (2004) 『新訂 やさしい統計学』、現代数学社
東京大学教養学部統計学教室(編)『統計学入門』 東京大学出版会

授業では1つの作業を行うごとにレポートを提出する。成績は提出したレポートの評価点の合計による。
「社会心理学実習、月、1・2〜3・4、前期、高木)」と一緒に履修するとよい。社会心理学を専攻したい者は履修しておくこと。