長谷川三千子教授講演会
むつめ祭企画
「過激に語ろう!」

2006.11.3(金曜) 13:00-16:20
盛会のうちに終了いたしました


(講演風景)






 「長谷川三千子教授講演会」を2006年11月3日(金)のむつめ祭第1日目に企画し、無事実施いたしました。

   長谷川三千子教授講演会

 講演会は予定通り13時に始まりました。最初の基調講演(長谷川先生いうところの「アジ演説」)は1時間のつもりでしたが、話が弾み、1時間半続くこととなりました。その後10分間の休憩を挟み、講演会は後半に移りました。後半ではフロアからの意見、質問を素材に、長谷川先生が答え、あるいはフロアと議論する、というものでした。質問や意見が続き、16時終了の予定を大幅に超えて、16時40分に終了いたしました。この講演会に参加された方々、特にご発言くださった方々に深く感謝申し上げます。

 この日の講演では、長谷川先生が用意したアンケート用紙をもとに、フロアから希望の多いテーマについて基調講演をする、という形式をとりました。テーマは大別して靖国(東京裁判、憲法九条、戦争責任、…)とジェンダーに分かれましたが、基調講演、フロアとの議論ともに、前者に時間を割くことになりました。War Guilt(戦争責任)の観念出現の歴史的背景、日支事変の経過から始まり、「あの戦争」の今日的な意味に議論が及びました。フロアからも活発な意見が出、長谷川先生の意図の通りに、「過激な」、つまり「根源を問う」議論が成り立ったと考えております。

 今回の講演は全体として特定の結論を導くことを意図したものではありませんが、講演全体を通して、根源的に問うこと、議論することの重要性を会場において再確認することができたことは大きな成果であったと思います。

 今後とも当教育協力会主催の講演会をご支援頂ければ幸いと存じております。

  講演会担当アドレス
  電話:(048)858-3042(埼玉大学教養学部総務係)

                    教育協力会・常任理事
                    2006年 11月4日