2004年2月18日に、所沢中央高校の1年生3クラスで授業を実施してきました!当日は11人のゼミ生が参加し、
所沢中央高校の生徒のみなさんに、東ティモールの人たちの生活を、写真やクイズを用いて紹介し、日本との違い
を感じてもらいました。どの生徒さんも、とても熱心に話を聞いてくれて、質問もたくさん出ました。高校1年生ながら、
するどい質問も多いなど、みんなの反応は想像以上で、とても楽しい授業になりました。
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<昔、「将来は人の役に立つことがしたい」と思っていたけど、
時が経つにつれ、そんなことは薄らいでいって、自分は何が
したいんだろうと思っていたけど、東ティモールの人たちの話
を聞いてまた、「人の役に立つ仕事がしたい」と思えた。>
<世界には自分の知らない所に、とても豊かな国や貧しい国が
あるんんだなと思った。>
<東ティモールの環境や子どもたちの生活など現地に行って、
自分の目で見てみたいと思った。>
<もっと世界のことを知ってみたいし、歴史にも興味を
持った。>
<少しでも紛争がなくなるようになってほしい。そのために
も日本とかから協力したりとかできたらいいと思った。>
<どうしたらいいかよくわからないけれど、貧困の子どもた
ちを助けてあげたいと思う。>
<自分たちの国以外の日常生活が知れて良かった。
人はやっぱ助け合って生きていかないといけないということが
改めて良くわかった。>
<日本では電気・水道・ガスをあたり前に使っている。今の生活
があたり前になってるから、私は東ティモールで生活はできない
と思う。同じ人間なのに、どうしてこんなに生活の貧富の差が
あるのだろう?発展途上国の現状を知れば知るほど悲しくなる。
少しでも援助できればな、と思うが、口だけで実際行動できない
自分が悔しい。>
<写真を見て聞いて、私の想像以上に貧しいことにおどろい
た。ただお金がなければあげればいい、ごはんがなければ
送ればいい、そう考えていたけど、そんな単純じゃないんだ
と思った。もっともっと学んで、私も人を助けたいと思った。>
<まだまだ私は知らないことが多くて、複雑な、国際協力とか
わからない。人を助けたいって気持ちだけじゃ、なんにもでき
ないのでこれからたくさんのことを学んでいきたいです。
自分が学んで伝えていくことで、世界中の人に、幸せな、
普通の生活を送ってもらえたら嬉しいです。>
<もっと多くの人が東ティモール等の発展途上国に興味を
もって、たくさんの支援ができるといいと思う。>
<国際問題について、もっともっと考え続けてみようと思っ
た。>
以上、1年1組から3組までのみなさんの感想でした。
今回、所沢中央高校で、高校生のみなさんと一緒に発展途上国の人たちの生活について考えてみましたが、
50分という時間で、私たちがどれだけのことをみなさんに伝えることができたか、この感想を手にとって読むまで、
わかりませんでした。しかし、高校生のみなさんが書いてくれた感想から、確かに、高校生のみなさんが、日本と
全く異なる国の日常生活を感じてくれたのだということ、さらにその差に気づき、疑問を抱いたのだということが
わかりました。私たちが高校生のみなさんに伝えたいことはまだまだ沢山あるけれども、それは、今後高校生の
みなさんが、自分で考え、気づいていくことだと思います。今回の授業がそのきっかけになれば、と思います。
今回の授業では、私たちも学ばせていただくところが多くありました。高校生のみなさんの鋭い質問には驚きまし
た。今後も共に学んでいきましょう☆ご協力いただいた沢山の方々、ありがとうございました!