Saitama University Department of Liberal Arts Program in Cultural Anthropology

Last updated: 03/02/10

カリキュラム/ 専任指導教官紹介 / 過去の卒論・修論 / 研究環境 / おまけ / Useful Links

▲マヤ文字で「サイタマ」

埼玉大学文化人類学コース公式サイトへ

ようこそ

 

 埼玉大学文化人類学コースは、考古・社会・文化人類学学べる、

 大学学部生と大学院修士のためのコースです。

 

考古人類学 (Anthropological Archaeology)

 考古人類学は、土器・図像・遺跡などの遺物から、過去の時代の社会のあり方を研究する学問です。埼玉大学では、中南米、特にアンデス研究が盛んです。

→過去の卒論・修論へ

→専任指導教官紹介へ

社会人類学 (Social Anthropology)

 社会人類学は、経済・政治・制度などの観点から、主に現代の個人と社会の関係性について研究する学問です。研究のテーマは個人の関心によって大きく異なりますが、最近扱われたテーマには、農業経営・開発・環境・観光・企業経営・医療・紛争などがあります。研究対象となる地域も多岐に渡り、世界各地の社会を対象に研究が行われています。

→過去の卒論・修論へ

→専任指導教官紹介へ

文化人類学 (Cultural Anthropology)

 文化人類学は、儀礼・表象・コスモロジー・民族などの観点から、人類の様々な営みについて研究する学問です。社会人類学と同様、世界各地の社会を対象に研究が行われています。

→過去の卒論・修論へ

→専任指導教官紹介へ

 上記の分野はあくまでもおおまかな分類で、学生はこれらの分野における様々な議論を参照し、卒業論文・修士論文において独自性のある議論を組み立てていくことが期待されます。

 各分野に通じる関心は「人間社会(人類)に関わるものごと」ですが、こうした時代・地域を越えた様々な議論に多く触れ、自分の関心を少しずつ形にしていくことができるというのが、埼玉大学文化人類学コースの大きな特色です。

 授業の構成(カリキュラム)や論文指導などにおいても、この特色が生かされる構成となっています。

→カリキュラムの紹介へ

 

 また、研究においては「(間接的な情報に頼らず)現実を知る」という重要性からフィールドワーク(現地調査:考古人類学では発掘を行うことが奨励されますが、経済的・制度的諸事情から、実行は個人の意思に任されており、本大学・大学院では「必ず行わなければならない(必修)とされるもの」ではありません(でも出かける人はたくさんいます)

 

 

……ハマろうと思えばどこまででもハマれる、それが人類学 (Anthropology) です。

※ 人類学 (Anthropology) にはこのページで紹介した文化・社会・考古人類学以外にも「自然人類学」という分野がありますが、本コースではこれを中心として研究を行うことはできません。