7 その他

 

 7.1 二重投稿などの禁止

 いかなる学術雑誌でもそうであるが,『社会学評論』も,「本誌に発表する論文等は,いずれも他に未発表のものに限る」と規定している.すなわち,すでに雑誌論文もしくは単行図書所収の論文等として発表したものは投稿できない.

 『社会学評論』への投稿と併行して他の雑誌にも投稿するといった二重投稿も認められない.同様に,『社会学評論』への投稿と併行して単行図書に寄稿することも,避けるべきである(『社会学評論』に掲載された論文を単行図書などに転載するさいには,あらかじめ編集委員会の許可を求めなければならないので,注意されたい).

 さらに,『社会学評論』は,「会員の投稿原稿が掲載されたときから,1ヶ年を経過するまでは当該会員は新たな原稿を投稿できない」というルールを定めているので,この点もご承知おきいただきたい.ある論文を投稿して審査の結果がでないうちに別の論文を投稿するといったことも,当然認められない.

 なお,科学研究費補助金などの助成による調査報告書に執筆した論文,所属大学院に提出した修士論文や博士論文,あるいは,学会報告にさいして配付した報告原稿も,既発表論文にあたるので,そのまま引き写すかたちで『社会学評論』に投稿することはできない.もちろん,それらの論文をもとに議論を発展させたかたちに書き直した新たな論文を投稿することは差し支えないが,その場合には,注もしくは付記において,先行する自分の論文にリファーし,両者の関係を明確に述べる必要がある.

 

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1 記述上の約束事

2 注

3 引用

4 文献

5 形式上の注意事項

6 一般的留意事項

7 その他

付記

補遺:参考文献

チェック・リスト

付録:修士論文執筆などの参考として