協力会の事業
今年度の事業

 この教育協力会はこれまでにもさまざまな活動をしてまいりましたが、今年度は次の事業をすることを予定しています。

教育環境への支援事業
 第1は教養学部の教育環境への支援事業です。埼玉大学では全学をあげて在学生の教育環境の整備に取り組んでおりますが、現状で考えればまだ足りない点もございます。そこで今年度については、在学生の皆さんが卒業論文等を執筆するために参考となる図書を、教員の方々の選定を経て購入していただくことを考えております。

講演会の提供
 第2は在学生の皆さんが聴衆となるような講演会の提供です。教養学部の教授陣による、授業内容とは別の学術講演会、在学生の就職活動に資するような外部講師による講演会、などを予定しています。

 7月22日(土曜)には、本協力会の総会とセットにして次の講演会の開催を予定しています。

  奥本大三郎教授講演会


保証人への成績送付の支援
 第3は、在学生の学業成績を保証人の皆さまにお知らせする教養学部の事業への財政援助(郵送費等)です。成績の送付は教員と保証人の間の連絡を密にする企画の一環ですが、今後は在学生に関する個別の相談を保証人が容易にできるようなシステムを定着させる方向でわれわれは考えております。

顕彰制度への援助
 第4は、成績優秀学生の顕彰制度への援助です。埼玉大学では、平成16年度入学生以降を対象にGP(グレードポイント)制度という成績評価のシステムを導入いたしました。この制度によって従来に比べ細かな評価の比較が可能になりました。在学生の顕彰制度はこれを受けて発足しました。毎年、学年ごとに成績優秀者を選び、学部長室で賞状と副賞(図書カード一万円分)を贈呈することになっています。この図書カードは、当教育協力会が教養学部に資金援助して購入しています。本年の5月26日には新3年生を対象に、各専修1名、計5名に「教養学部成績優秀賞」を与えました。来年以降、新4年生(4月)、4年生(3月の卒業時)へと、対象者を順次拡大していきます。