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![]() 左海絢子
![]() 2.秩父ミューズパークの概要 2−1.秩父リゾート地域整備構想 秩父地域におけるリゾート整備構想は、秩父地域全体1市6町4村を対象の特定地域とし、更に、重点整備地区として長尾根(2500ha)・長瀞(3400ha)・西秩父(2500ha)・三峰(3800ha)の4地区を指定している。各重点整備地区の投資規模は、全体で1,125億円を見込み、長期滞在型リゾート整備によって入込客数の増加を図ることとした。 ミューズパークは長尾根重点整備地区の主要なプロジェクトの一つであり、この地区には他に、荒川域を対象とした「リバープレイ秩父」やミューズパーク北側に「ちちぶ芸術村」が構想されていた。長尾根地区は、秩父のリゾート形成を先導する役割を担う戦略的な事業地区として整備が進められた。 2−2.ミューズパークの歩み 秩父ミューズパークは秩父地域の振興に寄与することを目的として、官民協力の下で整備・管理運営を行っている都市計画の広域公園施設である。秩父市と小鹿野町にまたがる長尾根丘陵に位置し、約375haの広大な敷地を有す。長尾根地区は、秩父市街地と荒川をはさんで反対側に位置し、標高250m〜450mで南北に約8kmの連続した尾根を有する丘陵地である。 昭和48年より都市公園として整備が進められていた120haの「県営秩父公園」は、昭和62年のリゾート法を受けて都市計画の変更が行われることになり、平成元年の承認により、新たに面積約375haの広大な秩父ミューズパークとして引き続き整備されることとなった。平成3年7月、ミューズパークオープン。 スポーツ施設の集まる「スポーツの森ゾーン」、音楽堂・野外ステージのある「音楽の森ゾーン」、展望滑り台・庭園等の「文化の森ゾーン」は延長約3kmのスカイロードでつながっている。 ■ミューズパークの整備の方向 秩父の自然のなかで、文化とスポーツの両面で人間の感性を豊かにする 自然を共感できる体験重視の新しいタイプの複合リゾート地の創造 既成市街地とリゾート地との連携・一体性をもった整備 ■運営管理 原則として、非営利施設は公共による整備、営利施設は民間による整備とし、イベント等を官民一体で開催し、施設の有効な活用をはかる。 |
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